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ウィリアム・サローヤン 著
伊丹十三 訳
微花 kasuka 2026年8月31日
マリブの海辺にある父の家で、僕と父の新しい
生活が始まった。父は僕に、僕自身についての
小説を書くように言った。僕は海を、月を、太
陽を、船を知ってはいるけれど、僕自身や世界
をほんとうに理解するにはどうすればいいんだ
ろう── 10 歳の少年ピートは父親との時に厳
しく、時にさわやかな会話を通じて、生きるこ
との意味を学んでゆく。名匠が息子に捧げた心
あたたまる詩的小説。
仕様
この小説は、1979 年にブロンズ新社から刊行されて以
来、多くの人にとって、一度読んで終わりではなく、繰
り返し何度も読まれる物語であり続けてきました。その
ため、この度の新装復刻版では、これまで刊行されてき
た三冊のソフトカバー版のデザインをそれぞれ踏襲しつ
つも、ハードカバーへと一新。
また、この小説は少なからぬ人に、贈り物として選ばれ
てきました。そのため、裏表紙のバーコードは剥がしや
すいシールにしました。
表紙写真
この小説を題材にして、写真家・西山勲さんが彼の父親
を撮影した写真集『Papa,You're Crazy クジラと天体、
父の島』の最後に収められた海の写真が、奇しくも既刊
の表紙の絵のオマージュとなっていたため、これを採用
しました。