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柿木伸之
岩波書店 2019/09/20
戦争とファシズムの時代に生きた思想家ヴァルター・ベンヤミン(1892―1940).蹉跌の生涯のなかで彼が繰り広げた批評は,言語,芸術,歴史を根底から捉え直しながら,時代の闇のただなかに,何者にも支配されない生の余地を切り開こうとした.瓦礫を掻き分け,捨て去られたものを拾い続けた彼の思考を今読み解く.